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「アクセラ」でファン獲得、注目のHV価格は? マツダ社長に聞く
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産経新聞の取材に応じるマツダ小飼雅道社長=12日午後、東京都千代田区
「生産部門と販売部門の人的交流が十分でない。もう少し交流というか、一体活動があってもよい。2年後、5年後の車の姿を出し合うと、もっと新しい企画が生まれるはずだ。合同で商品化、生産する姿を描いていく。互いに遠慮のない体制を作りたい」
「当社の最量販車種。世界で年間約46万台(2007年)を売り上げた。価格の手ごろ感もあるので、マツダファンを増やせる車だ。ガソリン車の(1リットル当たりの)燃費性能は、新開発の排気量1500ccのガソリンエンジンで、19.6キロを達成した。低燃費技術『スカイアクティブ』を載せたこともあり、従来モデルに比べ燃費性能を25%改善した」
「国内での販売比率は、ガソリン車よりも多くなる。国内市場の主力がHVになってきており、ハイブリッド技術をトヨタ自動車から供与を受けたのもこのためだ。ただ、価格は高くなる見込みだ」
「新車購入の税優遇措置が終了したこともあり、限られた台数を奪い合う構図ができている。年内にもスカイアクティブを投入して商品力を高め、昨年並みの台数を確保したい」
「来年初めにはメキシコ工場で生産が始まる。15年度の世界販売目標170万台(12年度は123万台)を達成するための増産投資との位置づけだ。販売は欧州、日本、北米、東南アジアなど分散しており、為替の変動には対応できると自負している」
【プロフィル】小飼雅道(こがい・まさみち) 東北大工卒。1977年マツダ入社。防府工場長、常務執行役員、取締役専務執行役員などを経て、今年6月から現職。長野県出身。