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パナソニック、復活アピールも地元不安 プラズマ撤退…尼崎工場どうなる?
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パナソニックの尼崎工場=兵庫県尼崎市で共同通信社ヘリから 中間決算で最終利益が1693億円と過去最高益を達成し、復活ぶりをアピールしたパナソニック。対照的に不安と懸念が広がっているのが兵庫県尼崎市だ。
というのも、決算会見でパナソニックは尼崎工場(尼崎市)でのプラズマディスプレーパネルの生産を今年中に終了し、プラズマ事業から完全撤退することを正式に発表したからだ。
尼崎工場は第1~3の3工場があったが、業績の悪化から昨年に稼働を第2工場に集約していた。
県と尼崎市が土地を所有する第3工場は今年度内に建物を売却する方針で、第1、2工場についても売却を検討している。
尼崎市によると、尼崎工場で勤務するパナソニックプラズマディスプレイの従業員は昨年3月末時点で984人。うち140人が尼崎市民という。
稲村和美市長は「県や関係機関と連携を図り、工場施設の早期の利活用を求めていきたい。
従業員の雇用についても、誠実な対応を求めていきたい」とコメントした。