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みずほ銀行融資問題、異例の追加検査で汚名返上図る

ニュースカテゴリ:企業の金融

みずほ銀行融資問題、異例の追加検査で汚名返上図る

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 金融庁が5日、みずほ銀行への異例の追加検査に踏み切ったのは、暴力団員らへの融資を放置していた問題を重くみたことに加え、金融庁自身が事実と異なるみずほの回答を見抜けず国会などで批判を浴びたためだ。

 金融庁は昨年12月から今年3月まで行われたみずほへの検査で、問題融資があったことを発見したにもかかわらず、検査直近の資料しか精査せず、みずほの「情報は担当役員止まりだった」との説明をうのみにした。

 問題融資がみずほの取締役会に報告された過去の資料を調べれば虚偽説明を見抜けた可能性がある。金融庁は9月、成長企業への資金供給を後押しするため銀行検査の方針を転換。検査を厳格化し、「銀行の粗探し」(幹部)をする手法から各行の自主性を重んじるやり方に改めたが、その矢先に問題融資見落としという失態を演じた。

 金融庁は大手銀行3グループに法令順守体制を厳しく迫ることで、再発防止と自らの信認回復につなげる考えだ。

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