SankeiBiz for mobile

日本生命、主力商品の保険料引き下げ 20代で7%程度も

ニュースカテゴリ:企業の金融

日本生命、主力商品の保険料引き下げ 20代で7%程度も

更新

 日本生命保険は7日、死亡、医療、年金など11種類の保障を契約者が組み合わせる主力商品の保険料を4月から引き下げると発表した。引き下げ幅は若年層ほど大きくし、20代で7%程度となるケースもある。割安な価格で若年層を中心に新規契約数を増やし、漸減をたどる保有契約の反転につなげる。

 日生は三大疾病や介護、身体障害保障保険などを組み合わせ、保険金額が3000万円を超える高額保険には割引制度を導入している。4月から割引幅を広げ、医療保険を組み合わせる際にも同制度を取り入れる。

 一方で日生は4月から契約者にあらかじめ約束する運用利回り(予定利率)を現在の1.65%から0.3~0.5%下げる。通常、予定利率を下げると保険料は上がるため、主力商品は単品では保険料が値上げになる。上げ幅は終身保険で最大18.5%にのぼる。

 ただ、単品の保険を組み合わせて高額になる際の割引制度を拡充するため、組み合わせ方次第では値下げ幅が単品の値上がり幅を上回り、トータルで値下げになる。

 割引には定率と定額の商品があり、定額商品を組み合わせる場合は年齢が下がるにつれて割引率が高まる格好だ。

 昨年4月に予定利率の目安が下げられ、大半の生保は保険料の値上げを余儀なくされたが、第一生命保険や住友生命保険は同期に主力商品の値下げに踏み切った。大手生保は外資系や損害保険系生保の躍進でシェアを落とし続けており、割安な商品の投入で巻き返しを図ろうとしている。

ランキング