SankeiBiz for mobile

【ソチ五輪】「五輪は格別」42歳メダリスト誕生

 ソチ冬季五輪第3日(2月9日)は、新種目であるフィギュアスケート団体の男女とアイスダンスのフリーが行われ、日本は順位点51で5位だった。男子の町田樹(関大)は3位、女子の鈴木明子(邦和スポーツランド)は4位、アイスダンスのキャシー・リード、クリス・リード組(木下ク)が5位だった。優勝はロシアで、開催国初の金メダルを獲得した。

 ノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒルは41歳で、7大会連続出場の葛西(かさい)紀明(土屋ホーム)が合計255.2点で8位に入賞した。清水礼留飛(れるひ、雪印メグミルク)が18位、渡瀬雄太(雪印メグミルク)が21位、竹内択(たく、北野建設)が24位だった。優勝は、カミル・ストッホ(ポーランド)。

 リュージュ男子1人乗りでは、アルミン・ツェゲラー(イタリア)が3位となり、冬季五輪の同一種目で最多となる6大会連続でのメダル獲得を果たした。

 1998年長野五輪以来16年ぶりの自力出場となったアイスホッケー女子の日本は1次リーグ初戦でスウェーデンに0-1で敗れた。11日の2戦目で対戦する前回6位のロシアは、ドイツに4-1で逆転勝ちした。

 スピードスケート女子3000メートルで石沢志穂(トランシス)が4分9秒39で9位となった。藤村祥子(しょうこ、宝来中央歯科)は15位、穂積雅子(ダイチ)は21位。

 アルペンスキーの男子滑降はマティアス・マイヤー(オーストリア)が初優勝した。

 大会公式ニュースによると、リュージュ男子1人乗りで2位のアリベルト・デムチェンコ(ロシア)が、冬季五輪の個人種目では史上最年長(42歳74日)メダリストとなった。

 7度目の五輪出場はノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西と並んで最多。「年齢は関係ない」と地元開催の大一番で安定した滑りを披露し「五輪のメダルは格別」と2大会ぶりに立った表彰台で喜んだ。

 ≪表彰台でも歓喜の大ジャンプ≫

 2回目に着地した瞬間、カミル・ストッホは勝利を確信してガッツポーズを繰り出した。ノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒル決勝。ポーランドの新時代を担う26歳のジャンパーは圧巻の飛躍を重ねて完勝し「金メダルを受け取る明日が待ち遠しい。今夜は眠れそうにない」と歓喜に浸った。

 試合の朝に体調を崩し「飛べないかも」と思ったそうだが、全く影響を感じさせなかった。1回目は鋭い踏み切りから他の選手より一段高い飛行曲線でHSに0.5メートルと迫り、2位に6.2点差をつけた。2回目は飛距離こそ2メートル落ちたが、5人の飛型審判員のうち2人が満点の20点を出すレベルの高さだった。

 ワールドカップ(W杯)個人総合を4度制し、五輪で銀3、銅1個のメダルを獲得した英雄アダム・マリシュの後継者だ。2011年1月、地元ザコパネのW杯でマリシュが通算39度目で最後の優勝を果たした2日後に、同じ場所で初優勝を飾って新旧交代を印象づけた。

 小柄だったマリシュと同様、173センチと長身ではないが、切れのいい飛躍を武器に昨季の世界選手権個人ラージヒルを制した。直前のW杯で2連勝してソチに乗り込み、マリシュも届かなかった五輪の頂点に立って母国に42年ぶりにジャンプの金メダルをもたらした。「これは自分の歴史。新しい一ページを書き加えられてうれしい」と誇らしげだった。(共同/SANKEI EXPRESS (動画))

ランキング