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【鎌倉海びより】アジサイの季節だけど

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【鎌倉海びより】アジサイの季節だけど

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株式会社豊島屋提供。無断使用は禁じます。  今年は春になっても寒い日が続くと思っていたら、今度は梅雨入り前に恐ろしい猛暑が襲来した。5月31日(土)、6月1日(日)の2日間は気温35度を超える猛暑日のところも多く、熱中症で倒れる人も相次いだ。寒い春から猛暑の初夏へ、めまぐるしい変化に身体もついていけない。

 鎌倉でも空はもう真夏の太陽だったのだが、なんと1日午後3時を回ったあたりから、三方を山に囲まれ、南は海に面した旧鎌倉地区で急に濃霧が垂れ込めてきた。天然のミスト冷房状態で、肌寒さを感じたほど。Tシャツ1枚だった人は夏風邪をひいてしまいますね。どうも昨年あたりからお天気が乱調気味で油断できない。

 いよいよこれからがアジサイの季節だというのに、いつまた突発的に熱波が襲うか…。鎌倉散策に訪れる方は、こまめに水分を補給する、炎天下で長時間過ごさない、といった基本的注意は忘れずに。具合が悪いなと思ったら、どこでも冷房の効いているところに駆け込み休んでください。

 ということで、海水浴シーズンにはまだ少し早いけれど、鎌倉の海水浴場の愛称発表と同時にお披露目されたロゴも紹介しておこう=カット(株式会社豊島屋提供)。東京都内在住の30代女性からの応募作品だという。

 前回も書いたように鎌倉の海水浴場の愛称は従来通り「材木座」「由比ガ浜」「腰越」の名称を継承する。したがってロゴにも3海水浴場の名前が入り、イメージキャラクターは鶴岡八幡宮ゆかりの白鳩か。

 控えめながら鳩サブレーのメッセージも伝わってくる感じだが、あまり大々的に商品や企業の宣伝に走らないところは逆にパートナー企業の豊島屋の好感度を高めている(これも前回、書きましたね)。今年の海水浴場開設期間は7月1日(火)~8月31日(日)の62日間。波乱の少ない夏であってほしいと思う。(編集委員 宮田一雄/SANKEI EXPRESS

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