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【ブラジルW杯】覚悟と信頼 サムライ23人の思い一つ

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【ブラジルW杯】覚悟と信頼 サムライ23人の思い一つ

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【C組】コートジボワール戦に向け、練習する清武弘嗣(きよたけ・ひろし、中央)ら日本イレブン=2014年6月12日、ブラジル・サンパウロ州イトゥ(共同)  W杯に臨む日本代表は6月12日、サンパウロ北西部にあるベースキャンプ地イトゥで冒頭以外を非公開として約1時間半調整し、14日(日本時間15日)に迫った1次リーグC組初戦のコートジボワール戦を想定して主に攻撃面の戦術を確認した。

 練習開始時は気温26度、湿度45%で、普段は長い丈のジャージーをはくアルベルト・ザッケローニ監督(61)も半ズボン姿で指導した。公開された冒頭部分では、本田圭佑(けいすけ、28)=ACミラン、香川真司(25)=マンチェスター・ユナイテッド=ら23選手全員が参加して守備役を置いてのボール回しなどで体を動かした。チームは13日(日本時間14日)に初戦の会場となるレシフェへ移動して公式練習に臨む予定。

 一人一人が胸にある思いをはき出した。11日夜、イトゥの宿舎で、間近に迫った大舞台を前に選手だけのミーティングが開かれた。「この23人で戦うのはこのW杯が最後かもしれない。悔いの残らないように戦って、できるだけ上に進もう」。決戦への覚悟と互いの信頼。主将の長谷部誠(30)=ニュルンベルク=をはじめ、全員が思いを一つにした。

 長谷部は「選手ミーティングはそんなに多くやるものじゃない。要所でタイミングがある。みんなの声を聞いてやりたい」と時期の大切さを口にしていた。そして、開幕前日に23人が向かい合って発言した。

 控え選手も、チームのためにという気持ちを表明した。米国での強化試合で出場機会がなかった清武弘嗣(きよたけ・ひろし、24)=ニュルンベルク=は「勝つために自分は何でもするということを、みんなに伝えた」と明かした。チームの結束を強め、いよいよ初戦のコートジボワール戦を迎える。(共同/SANKEI EXPRESS

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