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【Q&A】ウナギ「絶滅危惧種」 日本人の食べ過ぎ影響

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【Q&A】ウナギ「絶滅危惧種」 日本人の食べ過ぎ影響

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 Q ウナギはなんで減ってしまったの

 A ダムや水力発電所ができてウナギが川と海を自由に行き来できなくなるなど、ウナギが暮らす川や湖の自然が壊されてしまったことも理由ですが、最大の原因はウナギの捕りすぎだとされています。アジアの国々で捕られたウナギもほとんどが日本に輸出されるため、日本人の食べ過ぎがいけなかったと言えるかもしれません。15~20年くらい前から、パック詰めされたかば焼きや値段が安いウナギ弁当などが多く売られるようになったことが背景にあります。

 Q ウナギは養殖が盛んなんでしょう

 A 天然のウナギはほとんど捕れなくなってしまったので、日本人が食べているウナギのほとんどは養殖ウナギです。養殖と言っても日本の海辺にやってきたシラスウナギというウナギの稚魚を捕って、池で大きくしているので、天然のウナギがいなくなると養殖もできなくなります。親のウナギだけでなく、シラスウナギの量も最近、急速に減っています。

 Q ウナギを守るための対策は

 A ウナギが絶滅してしまうことが心配されるようになってから、シラスウナギを捕る期間を短くするほか、親ウナギを捕らないようにしようと業界団体が呼び掛けるなどしていますが、まだ、効果は出ていません。ウナギを食べるときにはウナギが絶滅の恐れがある生き物なのだということを心にとめて、食べ過ぎや無駄を減らすようにしたいものです。

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  • 国内のウナギ稚魚の漁獲量推移=2014年6月15日現在、※2002年までは漁業・養殖業生産統計年報による。2003年からは農林水産省水産庁調べ

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