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マダムが考案した「ボランジェ R.D.」、記念すべきビンテージ2002登場! 青木冨美子
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ファースト・リリースから50年目の「ボランジュ_R.D.2002」=2014年7月1日(青木冨美子さん撮影)
英国ヴィクトリア女王からロイヤル・ワラント(英国王室御用達)の称号を授与された『ボランジェ』は、現エリザベス女王に至る歴代6人の英国王から御用達を拝命している名門です。
そのメゾンの発展に大きく貢献したのが1941年から30年にわたって最高責任者だったマダム・ボランジェ。マダムが考案した『ボランジェ R.D.』の最新ビンテージのお披露目に伴い、コマーシャル・ダイレクターのギイ・ド・リヴォワール氏が来日し、マダムゆかりのシャンパンを披露しました=
シャンパン名に記載してある“R.D.”は「Recemment degorge(レサマン・デゴルジュ)」の略で、「最近デゴルジュマン(オリ抜き)された」という意味です。シャンパンはアルコール発酵後、ベースワインに糖分と酵母を加え、再発酵させて造りますが、活動を終えた酵母は瓶内でオリとして残ります。これを抜き取る作業がデゴルジュマンです。10年以上寝かせたシャンパンの重厚な旨みと、デゴルジュマンしたことで、瓶内に若干の酸素が入り、よりフレッシュさが加わったR.D.からは“相反する味わいの妙”が感じられます。現在数多くのメゾンがデゴルジュマンに注目していますが、50年以上も前にそこに目をつけ、R.D.表記をしたマダムの存在は、やはり偉大!(ワインジャーナリスト 青木冨美子/SANKEI EXPRESS)