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【フジロック’14の見どころ】賀SHOW! 真夏の三が日

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【フジロック’14の見どころ】賀SHOW! 真夏の三が日

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ダンサブルなロックで人気の英ロックバンド、フランツ・フェルディナンドは7月25日のヘッドライナーを務める(提供写真)  フジロックの開催3日間を「三が日」と称するフジロッカーも多いのではないか。フジロッカーにとってのお正月がもうすぐそこまで迫ってきている。フジロッカー各位は、すでに準備を整え、もう心は苗場に向かっているだろう。タイムテーブルも発表され、アーティストも出そろった。あとは当日をどう楽しむかだけ。もし、まだ迷っている方がいるのならば、背中をそっと押させていただきたい。

 「発見」する楽しみ

 今年のラインアップは、とてもフジロックらしいと言える。グリーンのヘッドライナーだけを見ても、ジャンルレスなのはわかるだろう。さらには演歌の大御所、鳥羽一郎が参加するというニュースも記憶に新しいのではないか。「フジロックって行ってみたいんだけど、音楽わからないんだ」なんて意見をよく耳にするが、イスラエルのプログレッシブバンド好きが、はたして演歌を聞くだろうか。その逆も然り。要するに、誰が行っても楽しめる場所、それがフジロックなのである。

 200組以上のバンドが世界各国から集結するわけだから、まだ無名のアーティストも山ほど参加している。その中から自分好みのバンドを見つけるのも一つの楽しみだろう。

 フジロックには、バスカーストップという、その名の通りバスキング(路上ライブ)する、観客と非常に距離の近いステージがある。そこに今年立つ誰かが、来年アリーナクラスで公演、なんてことも十分にありえるのである。新しい音楽を発見できる場所なのだ。

 日本のロックフェスティバルの先駆けとしても有名なフジロック。今でこそ〝フェス〟という言葉は認知されているが、フジロックあらずして、日本のロックフェスティバルはなかったと言っても過言ではないだろう。

 大自然に溶け込む

 フジロックが唯一無二の理由の一つは、やはり大自然の中で行われていることではないか。大規模な会場の中には、たくさんのステージがあり、ステージとステージの間には、さまざまな仕掛けがちりばめられている。昼間歩けば、川と木陰が暑さを癒やしてくれ、アートが好奇心と感受性をくすぐる。夜になれば、光の装飾が顔を出し、全く違った世界をつくりあげる。騒がしい日常から逃れ、大自然に溶け込むことができるのだ。

 それに忘れてはいけないのが、フェスごはん。全国から応募が来るというフジロックの飲食ブース。選びに選び抜かれた強豪たちの店がそこかしこに並ぶのだ。つまりおいしい料理がどこにいても食べられるってこと。多少並ぶことがあるかもしれないが、お祭りのご愛嬌ってことで、食べたいものに妥協しないでほしい。きっと後悔はしない。

 田舎へ行こう!

 とはいえ、楽しみだけが先行して、アウェーの洗礼を受けるかも。なんて心配している方も多いだろう。それが正しい。なめてかかると痛い目にあう。しかしこれが中毒のように心に残り、「来年こそは乗り越えてやる!」と思わせるのだ。そうなったが最後、あなたはフジロックのとりこなのである。こうしてフジロッカーは毎年増えていくのだ。

 今年で18年目を迎えるフジロックだが、そこにルーティンや予定調和はなく、毎年新鮮な気持ちにさせてくれる。そういう意味では、フジロックも進化しているのかもしれない。さあ、迷っている暇はない。真夏の三が日はすぐそこ。田舎へ行こう! 最後に、ソウル・フラワー・ユニオンの中川敬さんが以前のステージで放った言葉で、締めさせていただきたい。

 「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損!」

 それでは、苗場で会いましょう。(フジロッカーズ マルヤマリョウヘイ/SANKEI EXPRESS

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