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カラフル、楽しくポジティブに リーボックヨガ
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東京・新宿の小田急百貨店新宿店にある「リーボック_フィットハブ」はトレーニングスタジオをイメージ。店内にはヨガウェアとは思えないカラフルなウェアが並び、明るい印象だ=2014年10月15日、東京都新宿区(田中幸美撮影)
ダイエットはもちろん、ストレス解消や心身のバランスを保つのに効果的と幅広い層に人気のヨガ。最近では、ヨガ専用のウエアも充実し、ファッション面でも注目されている。
人気モデルのミランダ・カーさんをCM起用し美脚効果が高いと女性に大人気となったシューズ「イージートーン」を送り出したスポーツ用品ブランド「Reebok(リーボック)」。昨年8月から、女性向けのヨガウエア「リーボックヨガ」の展開を始めた。今月10日には、ヨガやダンス、トレーニングなどのための専用ウエアを取りそろえた国内2店目のコンセプトショップ「リーボック フィットハブ」を小田急百貨店新宿店にオープン。ヨガブームを支える女性ファンの取り込みを狙う。
リーボックはこれまで、一般的なスタジオフィットネス用ウエアを展開していたが、ヨガ専用ウエアは出していなかった。しかし、根強いブームを背景に、専用ブランドの展開に踏み切った。
展開にあたっては、ニューヨークを拠点に世界的に活躍するヨガ・インストラクター、タラ・スタイルズさんを「グローバル・フィットネス・アンバサダー」として迎えた。一部のウエアはデザイナーとしても活躍するタラさんとのコラボレーションだ。タラさんは「ヨガは誰でも始められるフィットネスで、他のどんなフィットネスにプラスしても行える」と提唱する。伝統にとらわれない、楽しくポジティブなタラさんのヨガスタイルはリーボックヨガのウエアにも表れている。
ヨガウエアというと白や黒のモノトーンやアースカラーなどの落ち着いた色合いのものが多いが、リーボックヨガはビビッドな色使いやポップな柄、ユニークなデザインが特徴だ。
リーボック広報の下山絵里圭さんによると、2014年秋冬のテーマは「自然とデジタルの融合」。たとえば放送終了後のテレビ画面の砂嵐に、夕焼けの色を重ね合わせて生み出されたグラフィックは、まさに自然とデジタルの融合だ。柄としてはちょっと“派手かわいらしい”テイストに仕上がっている。「+」の図柄を全体にちりばめ、ポジティブを意味する「プラス」を表現したウエアも。
また、ヨガの代表的なポーズ「カウ(牛)ポーズ」にちなんだ牛の顔をプリントしたタンクトップは、肌触りのよい素材感とほどよいドレープのかかったラインが体に沿う特徴的なデザイン。やや長めでレイヤードを意識したカッティングになっているため、インナーにブラトップやタンクトップなどを合わせたコーディネートがお薦めという。前身頃に「YO」、後ろ身頃に「GA」とロゴを入れた遊び心満載のフーディ(パーカ)は町着としても活躍しそうだ。
「ラクに美ライン」をテーマに、美しく見えるシルエットにこだわって日本で開発された「“ゆるスリム”パンツ」は、ウエストからヒップはゆるめに膝回りは程よくスリムなシルエットになっており、スタイルアップ効果は抜群。タウンユースも可能なデザインなので、幅広いシーンで活躍しそうだ。
今回モデルも務めたヨガ・インストラクターでリーボック・アンバサダーの京乃ともみさん(26)は、「動くたびに体にフィットするような着心地のいい素材。素材が柔らかいのですれても気持ちがいい」と話す。
通常ヨガははだしで行うものだが、上部にブラジャー素材を採用した女性用ウオーキングシューズ「Skyscape(スカイスケープ)」も用意した。素材のユニークさに加え、139グラムと軽量で、マシュマロをイメージした新感覚のシューズだ。
こんなウエアを手にしたら、きっとヨガを始めたくなるはずだ。(田中幸美(さちみ)、写真も/SANKEI EXPRESS)
リーボックヨガのウエアは上記2店のほか公式ホームページのオンラインショップ(shop.reebokjapan.com/pc/)でも購入できる。
※価格はすべて税別です。