情報発信阻止 SNSでも攻防…「イスラム国」ツイッターアカウント凍結
更新危機感を強めたツイッター社は昨年から本格的に“取り締まり”を強化。過激集団のソーシャルメディアでの活動を監視している米シンクタンク「ブルッキングス研究所」のバーガー特別研究員は1月27日、米下院外交委員会の公聴会で、昨年秋から今年1月までにイスラム国のものと確認された約800件と関連が疑われる約1万8000件のツイッターのアカウントが差し止められたと明らかにした。
AFP通信によると、バーガー氏はアカウント差し止めについて、「現在もイスラム国に関連したアカウントは数万件単位で存在しており、凍結したのは氷山の一角かもしれない」としつつも、イスラム国支持者らがネット上でアカウント凍結を「大打撃」と述べていると指摘した。さらに「差し止めは一定のペースで続けなければ、ネットワークが復活してしまう」として対策の継続の重要性を強調。一方で、イスラム国の動向を監視できるように一部は残すべきだと主張した。



