女子シングルス２回戦は第５シードの石川佳純（かすみ、全農）、前日の女子ダブルスで敗退した中学３年の伊藤美誠（みま、スターツ）と平野美宇（みう、エリートアカデミー）がいずれも勝った。福原愛（ＡＮＡ）はウクライナ選手に２－４、平野早矢香（さやか、ミキハウス）はチェコ選手に３－４で敗れた。

　男子シングルスに専念する水谷は、苦しみながら２回戦を突破。「窮地に追い込まれた。ぎりぎりの勝利だった」と冷や汗をぬぐった。

　もともと大会終盤に向けて調子を上げていくタイプ。本領発揮はこれからとはいえ、台を離れたラリー戦では食い付かれ、武器とする多彩なサーブも効かなかった。日本男子の倉嶋監督は「考え過ぎているし、ちょっと油断していたかもしれない」とやや心配そうだ。（共同／ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）