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【競泳】入江200背V 「内容満足」

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【競泳】入江200背V 「内容満足」

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男子200メートル背泳ぎ決勝、1分55秒38で優勝した入江陵介=2015年5月23日、東京都江東区・東京辰巳国際水泳場(共同)  競泳のジャパン・オープン第2日は23日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子200メートル背泳ぎは入江陵介(イトマン東進)が1分55秒38で勝った。

 「無駄なレースはしたくない」。入江はスタートから思い切り水を切った。最後の失速は想定内。目標とした1分54秒台に届かなかったが、勝負の夏を見据えて「内容に満足している」と納得の表情を浮かべた。

 日本代表の豪州遠征から18日に帰国したばかり。体には疲労が残る。それでも100メートルまで、2009年にマークした日本記録を上回るペースを刻んだ。持ち味が後半の伸びだけに「持久力をもう一度鍛え直す」と課題を見据えた。

 2008年北京五輪では男子最年少代表。09年世界選手権から世界の表彰台の常連となり、数々の経験を積んだ25歳は、今夏の世界選手権で初めて男子主将を任された。「いいアピールができればと思っていた」。積極的なレースの裏には、遠征で疲労し、記録が低迷する仲間を鼓舞する狙いもあった。(SANKEI EXPRESS

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