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【剣道】日本男子、韓国破り3連覇
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男子団体決勝で韓国選手(左)を攻める内村良一(りょういち)=2015年5月31日、東京都千代田区・日本武道館(共同) 剣道の第16回世界選手権最終日は31日、東京・日本武道館で52カ国・地域が参加して男子団体戦が行われ、決勝で日本が2-1で韓国に競り勝ち、3連覇を決めた。通算15度目の優勝で、韓国は3大会ぶりの世界一を逃した。
1970年から続く歴史の中で、日本と韓国は何度も火花を散らしてきた。過去、両国の決勝での8戦は日本の全勝。一度も韓国に負けたことがなかったが、自国開催のプレッシャーが重くのしかかった。準決勝まで完勝してきた日本が大将戦にもつれるのは「想定内だった」と石田監督。
警察と大学生の精鋭による「オールスター」のような布陣。先鋒の筑波大4年、竹ノ内が勝利したものの、副将を終えて2-1。予想通り、大将戦までもつれたが、内村(警視庁)が引き分けて逃げ切った。
ベテラン内村にとって今大会は自身の集大成。エースは「メンバーが取った一本を勝利につなげることが自分の仕事。3年間くじけそうなこともあったが、この舞台で試合をさせてもらった私たちは幸せ」と語った。(日出間和貴/SANKEI EXPRESS)