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【101匹のネコちゃんワンちゃん】(3)バンコク コンテストみたいに「はいポーズ」

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【101匹のネコちゃんワンちゃん】(3)バンコク コンテストみたいに「はいポーズ」

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抱き方がちょっと迷惑そうな顔のネコちゃん、記念撮影は苦手そうだ=タイ・首都バンコク(酒井久美子さん撮影)  ガイドさんにスクンピット通りに看板ネコがいるカフェがあると聞いて行ってみた。

 そこはバンコクの中でもとても閑静でオシャレな地区だ。通りからちょっと路地を入った先に、庭のある一軒家のカフェを見つけた。

 お店の人にネコの話をすると、うれしそうな顔をしてすぐに抱いてきてくれた。写真を撮らせてとお願いすると、まるでネコのコンテストで審査員に見せるようにポーズをとってくれた。

 あまりにもおかしくて、その格好とネコちゃんの表情に思わず笑ってしまった。

 店内には洗練された雑貨やネコグッズもある。お茶をいただきながらお店の人と談笑。ここの店主はこのあたりで「ネコ友の会」というネコ好きの人のための会の発起人で、カフェにはよく愛猫を連れた会の人も来るとのことだった。

 その日は代表的なワット(お寺)をいくつか見て黄金に輝く寺院の壮大さに圧倒され、とても興奮していたが、いっぺんに気持ちが和みゆったりできた。

 ≪迷路のような市場 再会を誓う≫

 バンコクの北約80キロにあるアユタヤは、昔400年以上も続いたアユタヤ王朝があった所で、遺跡も多い。私は中でも「ワット・ヤイ・チャイ・モンコン」が気に入った。レンガに囲まれた鮮やかな黄色い衣をまとった白塗りの涅槃(ねはん)像が清楚(せいそ)で美しい。広い境内にはお線香の香りがかすかにして人々の信仰が今も続いていることが感じられた。

 私は市場が好きで行く先々で訪ねてみる。タイというと水上マーケットが有名だが、今回私は、バンコク郊外にあるメークロン市場に行ってみた。列車のメークロン駅にあって線路上に品物を並べている。列車は1日に6回通過するがそのたびに店を畳んでは、また並べるといった市場だ。

 駅といえばバンコク駅では理髪店がプラットホームに椅子を置いて営業している。駅はまさに生活の場そのものといった感じがある。

 バンコク滞在最後の日にはチャトウチャック市場へ行った。週末だけ開かれるのでウイークエンドマーケットと呼ばれている。狭い間口の店がぎっしりとひしめきあっている。衣類、アクセサリー、民芸品、園芸、食器等々、あらゆるお店がある。

 内部は広大なうえに複雑で迷路のように入り組んでいて二度と同じお店に戻れないといわれた。

 自分がどこをどう歩いたのかわからなくなる。

 お土産屋さんの色鮮やかな絵が一瞬、動いたように見えて足を止めると寝ていた黒猫がこちらを見た。

 お店の人は「このネコは一日の大半はここで居眠りしているから絵を買いたい人がいても下の絵をめくることができないのよ」と苦笑い。翌日、プリントアウトした写真をお店に届けようとマーケットに行ったがそのお店が探せなかった。

 いつかまた来てきっと探し出してお店の人とネコちゃん談義をしようと心に決めてバンコクをあとにした。

 【101匹のネコちゃんワンちゃん】

ネコちゃんが好き。

ワンちゃんが好き。

ネコちゃんを好きな人も好き。

ワンちゃんを好きな人も好き。

ネコちゃんがいる街も好き。

ワンちゃんがいる街も好き。

ワンちゃんがいる世界も好き。

好きなものがいっぱいあるって幸せ。(写真・文:フォトグラファー 酒井久美子/SANKEI EXPRESS

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