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【101匹のネコちゃんワンちゃん】(2)ハナレイの犬 大きな体でも留守番は寂しい?

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【101匹のネコちゃんワンちゃん】(2)ハナレイの犬 大きな体でも留守番は寂しい?

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呼びかけにも知らん顔、おとなしくご主人の帰りを待っている。大きな体でもお留守番は寂しいのかな?=2011年1月23日、米ハワイ州のカウアイ島ハナレイ(酒井久美子さん撮影)  砂浜には20台ほどの車が止まっている。

 すぐに赤いピックアップトラックに乗っているワンちゃんと目が合った。

 ご主人の帰りを待っているのか、レンズを向けて声をかけてもじっと一方向を見つめたままだ。

 ここはハワイ・カウアイ島のハナレイのビーチ。私のお気に入りのビーチでもう30年近くほぼ毎年、来ている。1957年、映画「南太平洋」の舞台となり、世界的に有名になった。

 ハナレイは島の北岸にあってリュフェ空港からは56号線が通っている。島で一番大きなショッピングストリートがあるカパの街を過ぎ、いくつかの浜辺を通過する。海風にそよぐパームツリーが飛ぶように車窓を流れる。

 ≪昔も今も変わらぬ時が流れている≫

 やがて全米でも人気のプリンスビルリゾートに到着する。プリンスビルの先にはハナレイタウンの入り口、ハナレイ橋がある。木の板が敷かれた旧式のワンウエーブリッジで5~6台ずつ交互に渡るのがマナーになっている。

 ハナレイとはハワイ語で三日月形の意味。

 確かに三日月に沿ったようにハナレイ湾を浜が取り囲む。1892年に造られたハナレイ桟橋は屋根のある桟橋で2014年に新しく造り直されたが全く昔の通りに再現されている。

 桟橋周辺は公園になっていて犬を連れて散歩する人が多い。

 砂浜に車を乗りつけられるのでサーファーたちはピックアップトラックなどにボードを載せてやって来る。ほとんどの車にはワンちゃんが乗っている。

 ここハナレイ湾では、ベテランサーファーたちは高い波を求めて肉眼では見えないくらい遠くの沖まで出てゆく。

 私が思うには一度、沖に出ると2、3時間は戻ってこない感じがする。ワンちゃんたちはその間、浜辺でお留守番だ。その様子は、絶えず沖の方を眺めてはご主人の帰りを気にしているもの、ゆったりと休んでいるもの、行き交う人々を興味深く見ているワンちゃんなどさまざまでおもしろい。いつまで見ていても飽きない。

 愛犬と散歩している人に「写真を撮ってもいいですか?」と聞くと皆、喜んで応じてくれる。

 ワンちゃんの名前を聞いたり、年齢を聞いたり。そこでなごやかな会話が生まれてうれしい気持ちになる。

 【101匹のネコちゃんワンちゃん】

ネコちゃんが好き。

ワンちゃんが好き。

ネコちゃんを好きな人も好き。

ワンちゃんを好きな人も好き。

ネコちゃんがいる街も好き。

ワンちゃんがいる街も好き。

ワンちゃんがいる世界も好き。

好きなものがいっぱいあるって幸せ。(写真・文:フォトグラファー 酒井久美子/SANKEI EXPRESS

 ■さかい・くみこ フォトグラファー。東京生まれ。慶応義塾大学文学部仏文科卒。日本航空宣伝部在職中に東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)を卒業。日本航空の宣伝写真を撮影し、読売広告大賞最優秀賞、日経広告賞、毎日広告デザイン賞などを受賞した。現在、フリーランスのフォトグラファーとして心に留まった世界の街角などを撮影している。

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