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竹製の和竿 小さい魚でも大物の感触 江戸時代から続く老舗・銀座東作

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竹製の和竿 小さい魚でも大物の感触 江戸時代から続く老舗・銀座東作

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 用途に合わせ加工

 和竿に使う竹の種類は、ヤダケ、ハチク、ホテイチク、マダケ、マルブシなど。弾力性や丈夫さ、節の間隔、断面の形(丸さ)に違いがあり、竿の用途に合わせて使い分ける。

 刈り取った竹を3~4年間、乾燥させ、作る竿の長さに合わせて切り、火であぶって真っすぐにする「火入れ」をし、「印籠(いんろう)つなぎ」などの差し込み口をつくって、補強のため糸で巻き、漆を塗る。

 火入れと漆を塗る作業は7回ほど繰り返す。漆を固めるために、湿気のある室(むろ)に入れると、火入れをした竹が、水分を吸収して、元の曲がった状態に戻ってしまうためだ。だから、1本の竿ができるまで、最低4カ月、特別な注文品となると半年かかる。

このニュースのフォト

  • 和竿の材料となる竹=2015年8月3日、東京都港区(原圭介撮影)
  • 店頭に並ぶ和竿。釣りの種類によって形が違う=2015年8月3日、東京都港区(原圭介撮影)
  • 和竿作りに没頭する横田俊郎さん=2015年8月3日、東京都港区(原圭介撮影)
  • 仕上がった竿の調子を見る=2015年8月5日、東京都港区(原圭介撮影)
  • 竿が直って、うれしそうな青木明節さん(右)=2015年8月3日、東京都港区(原圭介撮影)
  • 店頭に並ぶ高級なえさ箱=2015年8月3日、東京都港区(原圭介撮影)
  • 江戸時代から続く和竿作りの老舗「銀座東作(とうさく)」の店舗=2015年8月3日、東京都港区(原圭介撮影)

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