【世界自転車レース紀行】(31)北海道 国内最古 貴重な「本場スタイル」
更新レースが始まると初日から主導権を握ったのはイタリア籍のプロコンチネンタルチーム(自転車レースの格付けのうち上位から2番目の格付け)の「NIPPO・ヴィーニファンティーニ」だった。第1ステージではリカルド・スタッキオッティ(イタリア)が、ゴール前の混走から1秒抜け出す形で優勝し、個人総合成績で首位に立った。その後、冷たい雨のステージが続いたが、チーム唯一の日本人選手である山本元喜らの奮闘もあって、スタッキオッティが秒差の攻防を制して、最終日までリードを守り抜いた。
≪ここから世界へ 若武者躍動≫
連日、表彰台に登るのは外国人選手ばかりだったが、札幌のモエレ沼公園をゴール地点とする第3ステージでは、鹿屋体育大学(鹿児島県鹿屋市)に在籍する弱冠19歳の黒枝咲哉が、果敢にプロ選手に挑みステージ3位でゴール。「勝てなかった悔しさと、表彰台に立てるうれしさが半分半分」と話しながらも笑みがこぼれた。






