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石垣島から 海の中のカップルたち 永山真治

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石垣島から 海の中のカップルたち 永山真治

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 人間は科学技術の発達により、移動手段を確保し遠くへ行けるようになった。だが、少し考えてみよう。その移動手段が自力、すなわち歩行に限られるとしたら、地球という途轍(とてつ)もない広大な大地で生活範囲は、ピンポイントに限定される。

 魚でも同じで、海と言う広大な場所に居ながら生活圏は限られている。もちろんクジラや回遊魚なども存在するが、生物全体の数から考えると“異端児”のような存在だ。

 ≪人も魚も夕暮れ時に恋を語らう≫

 沖縄県、そして石垣島は、日本では珍しい亜熱帯気候に属する。美しい海には、いわゆる「熱帯魚」を連想させる色鮮やかな魚がたくさん泳いでいる。魚たちの生態は、姿から連想されるかのように情熱的だ。

 ここで紹介するのは「ニシキテグリ」。和名は「錦手繰」学名は“Synchiropus splendidus”。前半は古代ギリシャ語で「手のような足を持った」という意味を持ち、後半はラテン語で「素晴らしい、豪華」という意味だ。後半はおそらく英語のsplendid(輝かしい)と同じだろう。

このニュースのフォト

  • 伊原間(いばるま)から臨む太平洋=沖縄県石垣市(永山真治さん撮影)
  • ニシキテグリの生息場所で見かけることの多いマンジュウイシモチ=沖縄県石垣市(永山真治さん撮影)
  • 滅多に見かけないギンガハゼ。顔から体にかけての斑点が銀河のように見える=沖縄県石垣市(永山真治さん撮影)
  • ナカモトイロワケハゼ。水深20メートル付近で貝殻など身を隠せる場所に生息する=沖縄県石垣市(永山真治さん撮影)
  • キンチャクカニ。イソギンチャクをハサミで持って天敵から身を守る=沖縄県石垣市(永山真治さん撮影)

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