滋味あふれる湯豆腐で身も心もほっこり 豆水楼 木屋町本店
更新文化支えた豊富な地下水
「豆腐文化が発展したのは、もちろん殺生を嫌った寺文化もあるでしょうが、海からも遠い京では、タンパク質を有効に摂取するために大豆が尊ばれたことは想像に難くありません。もちろん豊富な地下水が、おいしい豆腐を作るのに適していたことも多分にあるのでしょうが」と吉田さんは分析する。
テーブル席から、ふと視線を上げたとき、ちょうど窓越しに暮れかかる京の空が見えた。うっすら雪化粧をかぶった比叡山の展望台、清水寺の三重の塔が赤く輝くさまを眺めることができた。湯豆腐ですっかり温まった体はほっこりとよい気分。夏は、鴨川から吹き寄せる爽やかな風を感じながら床で豆腐料理を堪能できる。旅する気分で京を訪れる、そんな楽しさを教えてくれる。(文:木村郁子/撮影:志儀駒貴/SANKEI EXPRESS)
※価格はすべて税抜き








