三菱自動車が8月31日に、久々となる新型小型車「ミラージュ」を発売した。
かつての看板車種の社名を復活させたこと、タイで生産する“逆輸入車”であることなどの話題もつきないが、なんといっても燃費性能がよく、その上価格も100万円を切る低価格からに設定されるなど、コストパフォーマンスの高さが大きなセールスポイントだ。
開発者であるグローバルスモールプロジェクト推進本部事業統括部の岩田達規格・販売担当部長に仕上がり具合を聞いた。
--ミラージュの特長は
「とにかく軽量化を強く意識している。ミラージュは、タイで生産し、日本や欧州などの先進国も、そして東南アジアなどの新興国にも供給するグローバル展開するモデルだ。ただ、先進国と新興国ではユーザーニーズは大きく異なる。先進国では、燃費性能が求められ、新興国では低価格であることだ。この異なるニーズに1つのクルマで応えるには、軽量化が最もよいアプローチになった」