調理時間を短縮したパナソニックのホームベーカリー新製品【拡大】
パナソニックの新製品は「SD-BMS105」など3機種(想定価格約2万~3万6000円)。来年3月までに計35万台の販売を計画する。従来は最短1時間55分かかった調理時間を54分まで短縮。発酵に時間がかかるイースト菌の代わりに、ベーキングパウダーを使う調理メニューを加えたことで時間短縮を実現した。
象印マホービンも今月1日、「パンくらぶ」シリーズに2機種(3万3600~3万9900円)を投入。新たにそば生地を作れる機能を加え、「夫婦で調理を楽しめるようにした」。初年度に月産1万4000台を計画している。
富士経済によると、ホームベーカリーの国内販売台数は2011年の85万台から、パン食の習慣が定着したことなどにより、14年には115万台へと4割近く拡大する見通し。