国内タブレット端末のシェア【拡大】
タブレット端末の国内市場の勢力図が激変する可能性が出てきた。シェアの過半数を抑え“独り勝ち”を続けてきた米アップルが、昨今の円安ドル高を理由に大幅な値上げを断行。ライバル他社との価格差が広がるなかで、米マイクロソフト(MS)という新規プレーヤーも参戦。業界トップの異例の値上げが、各社の競争加速の呼び水となりそうな雲行きだ。
アップルは2010年の「iPad(アイパッド)」発売以来、タブレット市場を牽引(けんいん)。調査会社MM総研によると、12年度のタブレットの国内出荷台数シェアは、アップルが52.5%と3年連続で首位に立った。
しかし、急速に進む円安ドル高を受け、5月31日にタブレット全モデルの値上げを実施、一部店舗で即日踏み切った。アイパッドシリーズは約1~2割値上がりし、競合する有力なタブレット製品との価格差が拡大した。