日産自動車のレーシングドライバー、ルーカス・オルドネス氏=17日、横浜市西区【拡大】
8月17日から鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で行われる自動車レース「スーパーGT鈴鹿1000キロレース」に参戦するため、日産自動車の契約ドライバー、ルーカス・オルドネス氏(28)が来日した。
オルドネス氏は2008年にソニーのゲーム機「プレイステーション」の人気自動車ゲーム「グランツーリスモ」を使ったレーサー養成プロジェクトで初代王者に輝き、レーサーに転じた。
当時は経営学修士(MBA)取得を目指していた大学院生だったが、夜間2~3時間をゲームにあてるという「二足のわらじ」をはいた。
「まさに夢の始まりだった」が、その後待ち受けていた「リアルの世界」は楽ではなかったという。