コート姿を披露した三越のライオン像=4日、東京都中央区【拡大】
日本橋三越本店(東京都中央区)で4日、三越のシンボルマークのライオン像がコート姿を披露した。同日始まったアパレル大手三陽商会のコートキャンペーンに合わせたもので、10日まで2体のライオン像にコートを着せて本館1階に展示する。
コートは今年設立70周年を迎えた三陽が記念に製作した「100年コート」の特別仕様。1914年の本店新館落成に合わせて設置されたライオン像が来年で“100歳”になることから実現した。4人分の生地を使い、ロゴ入りの水牛ボタンなど実際に販売するコートと同じ素材を使って仕上げたという。
日本橋三越の中陽次本店長は「心も体も温かくなってお客さまに年末年始の買い物を楽しんでほしい」と話した。大手企業のボーナスが上がり消費者の懐も温かくなっているだけに年末年始の商戦は熱くなりそうだ。