南海電気鉄道が海外から関西国際空港を訪れる旅行客向けにインターネットで割引切符を2月から売り出すことが9日、分かった。ネットを通じてクレジットカードで決済、引換券を印字し、訪日後に同社の関西空港駅の窓口で切符と交換する仕組みにする。
円安などを追い風に、増加が続いている外国人旅行客の取り込みを図るのが狙いで、こうした取り組みは関西の鉄道会社では初めてという。
ネットでの販売を始めるのは関西空港から大阪市内への割引切符。大阪市営地下鉄や市営バスなども1日乗り放題で最大3割安くする。2月から英語サイトの運用を開始し、中国語や韓国語のサイトも順次開設する予定だ。
日本への出発前にネットを通じて手軽に買うことができ、両替の手間なども不要。南海電鉄では、日本の券売機に不慣れな外国人にアピールできるとみており「空港から電車への乗り継ぎ利便性が高まることで、利用者の増加につながるはず」と期待を寄せている。