終日全面安となった27日の東京株式市場でゲームソフト会社が気をはいた。「ドラクエ」のスクウェア・エニックス・ホールディングス(HD)と「モンハン」のカプコンがそろって一時、昨年来高値のストップ高としたほか、コーエーテクモHDやバンダイナムコHDも値上がりした。なぜか?
一連の値上がりの発端は先週23日。スクエニが「ドラゴンクエスト」シリーズに続いて「ドラゴンクエストモンスターズ」シリーズもスマートフォン版を提供開始すると発表した。このソフトはアイテム有料型とはいえ基本的には無料ソフト。しかも新作を重ねるたびに、スマホ版のドラクエは評判が上がった。24日の取引では、ドラクエのスマホ向け本格反攻が始まったと受け止められ、株価が急騰。2010年4月以来となる2000円台とし、昨年来高値のストップ高で引けた。
この勢いはきょう27日も変わらず、寄り付きから買い一色で取引が成立せず、終値段階での配分となり、500円高のストップ高となる2581円で終了。また昨年来高値を更新した。