「モンスターハンター」【拡大】
カプコンが携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けに発売したゲームソフト「モンスターハンター4」が、発売2カ月で売り上げ330万本を超える大ヒットを記録。シリーズ累計では2600万本を突破し、社会現象と呼べる状況だ。来春には大阪市の米映画テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)にアトラクションが設置され、ゲームの枠を超えた広がりも見せる。ゲームは友人らと協力しながら巨大モンスターを狩るだけだが、なぜここまで幅広く受け入れられたのか…。
PSP版登場が転機
現在のゲームは販売30万本を超えると大ヒットとされており、モンハンの突出ぶりがわかる。そんなモンハンだが、最初から順調だったわけではない。
平成16年にソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の据え置き型ゲーム機「プレイステーション2」で発売された初代モンハンはヒットとはいえない販売本数に終わった。