フジサンケイビジネスアイの取材に答えるNECビッグローブの古関義幸社長=17日、東京都品川区【拡大】
NECビッグローブ(東京都品川区)の古関義幸社長は17日、フジサンケイビジネスアイの取材に応じ、3~5年以内に株式上場を目指す方針を明らかにした。同社は3月末でNECが投資ファンドの日本産業パートナーズ(東京都千代田区)に売却することが決まっている。社名もビッグローブに変更する予定。同ファンドが持つ経営支援のノウハウを活用し、企業価値を高める方針だ。
古関社長は日本産業パートナーズの傘下となることについて「スピードを生かした経営ができる」と期待を示した。今後の事業展開については「インターネットサービスプロバイダ(ISP)事業と、携帯電話のSIMカード販売などモバイル事業を組み合わせた割安なサービスで収益を拡大させたい」と語った。