建設機械大手2社の2014年3月期連結決算が25日、出そろった。消費税増税前の住宅着工増や復興などで国内需要が堅調だったほか、中国などで需要が回復したことなどを受け、2社とも増収増益となった。
同日発表したコマツは、売上高が前期比3.6%増の1兆9536億円、営業利益が13.7%増の2404億円。為替の円安効果は1950億円に上った。エリア別では中国、中近東、アフリカが堅調に推移した。
15年3月期見通しは、2社とも石炭価格の下落などの影響でインドネシアやオーストラリアでの鉱山向け機械需要が大きく減少。また、排ガス規制対応で需要が旺盛だった国内のレンタル向けが一巡したことなどを受け減収を予想。売上高は、コマツが前期比3.8%減の1兆8800億円、日立建機は0.4%減の8000億円。
ただ、最終利益はコマツが3.5%減の1540億円に対し、日立建機は前期に発生した為替差損の解消などから55.5%増の450億円と明暗が分かれる。