日本の酪農改革待ったなし 牛乳・乳製品の安定供給に“黄信号” (1/5ページ)

2014.6.12 05:00

 「タンパク質」「脂質」「炭水化物」という三大栄養素に加え、日本人の食生活に不足しがちなカルシウムを豊富に含む牛乳・乳製品。健康の維持・増進に欠かせない食品として、古くから摂取されてきており、さまざまな調査や研究によって新たな効能も明らかになっている。しかし、近年は酪農家の減少を背景とした生産基盤の脆弱化によって牛乳・乳製品の安定供給に“黄信号”がともっており、酪農業の再生に向けた抜本的な経営改革も求められている。

 ■牛乳・乳製品自給率は40年で26ポイント減

 三大要素やカルシウム以外にも、各種の栄養素をバランス良く含んでいる牛乳・乳製品。現在の国内需要量は1172万トン(2012年度、生乳=牛乳乳製品の原料換算)で、コメ(867万トン)と並び日本の基礎的食料となっている。中でも給食で出される頻度が多い牛乳は、子どもの成長にも貢献。一般社団法人Jミルクが実施した調査によると、小学校時や中学校時に牛乳をより多く飲んでいる高校生は骨量が多いという結果が出ており、骨の形成に大きく影響していることがわかっている。

 日本だけでなく海外でも重要な位置づけにある牛乳・乳製品だが、日本と諸外国ではその事情に大きな違いがある。それが自給率だ。

日本の食料自給率は、主要先進国の中では最低水準

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