鉄道各社「異業態」進出が活発化 葬祭業、カジノ運営…収益源多角化狙う (1/2ページ)

2014.9.6 06:09

JR東日本によるトマト生産事業への共同出資者が運営している植物工場=福島県いわき市(JR東日本提供)

JR東日本によるトマト生産事業への共同出資者が運営している植物工場=福島県いわき市(JR東日本提供)【拡大】

 鉄道業界で本業の鉄道事業とは直接的な関わりの薄い「異業態」に進出する動きが相次いでいる。少子化の進展を背景に、長期的に鉄道利用客の減少が見込まれる中、鉄道以外の事業領域を拡大し、収益源を多角化する狙いとみられる。

 JR東日本は4日、福島県いわき市に、トマトを生産する新会社「JRとまとランドいわきファーム」を地元農家などとの共同出資で設立した。太陽光を利用した植物工場を2016年春に建設して栽培に着手し、同年夏に収穫を始める。農産物の加工や販売はこれまでも手掛けていたが、生産は初めての試みだ。

 年間600トンの生産を予定しており、グループの飲食店などで提供するほか、植物工場に隣接する施設でも販売する。冨田哲郎社長は「今後はトマト以外でも、地域の先進的な農家と手を携え、新しい成長力のある農業に取り組みたい」と語る。

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