老舗酒造11社の日本酒共同イベントでは、和服を着た外国人女性「KANーLady」が迎えた=7日、東京都港区【拡大】
兵庫県の灘、伊丹と京都府の伏見の老舗酒造会社11社でつくる「日本酒がうまい!」推進委員会は7日、東京・赤坂で日本酒の需要拡大に向けたイベントを開催した。立冬にあわせ、鍋料理と燗酒の組み合わせをアピールした。
同委員会は平成23年に発足し、毎年2回、日本酒PRイベントを開催している。今回は、各社が1銘柄ずつ計11銘柄の燗酒を用意。これにキムチ鍋などの鍋料理を合わせて、来場者が試飲できるようにした。
さらに、和服を着た外国人女性「KAN-Lady」が登場。日本酒の輸出がここ10年で3倍近く伸長していることもアピールした。昨年、「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されたこともあり、今後も日本酒の輸出が拡大するとみており、国際色の強いイベントにした。