東証マザーズ上場の筑波大学発ロボット開発ベンチャー、サイバーダインは12日、装着型ロボット「HAL(ハル)」の作業支援用、介護支援用の2タイプが、日本品質保証機構(JQA)から生活支援ロボットの国際安全規格「ISO13482」の認証を取得したと発表した。作業・介護支援用の装着型ロボットとしては世界で初めて。
日本に限らず欧米先進諸国でも少子高齢化が進み、単純労働や介護の現場でもロボットの需要の拡大が見込まれる。今回の国際規格の認証取得は、日本発のロボット技術が世界に普及する足がかりを得たことになる。
同日、東京・霞が関で開かれた認証書の授与式で、サイバーダインの山海嘉之社長は「今年度中にはドイツで投入したい」と、HALの海外展開に乗り出す考えを明らかにした。
サイバーダインは、平成16年に筑波大の山海教授によって設立。今年3月に株式上場した。HAL作業支援用は重さ2.9キロ。9月に大林組に5台をレンタル納入し、作業現場などで活用されている。