【登板】三菱ケミカルHD次期社長の越智氏「解をしぶとく求める」

2014.12.25 21:30

三菱ケミカルホールディングの次期社長に内定した越智仁三菱レイヨン社長=25日、東京都千代田区〈平尾孝撮影)

三菱ケミカルホールディングの次期社長に内定した越智仁三菱レイヨン社長=25日、東京都千代田区〈平尾孝撮影)【拡大】

  • 記者会見する三菱ケミカルホールディングスの越智仁取締役=25日午後、東京都千代田区

 化学から医薬品、産業ガスまで事業会社6社を束ねるグループのトップに就く。売上高は国内化学最大の約3兆7千億円(平成27年3月期予想)を誇るが、「真のグローバル企業となるためには、収益率の向上と海外事業の強化が不可欠だ」と課題を挙げた。

 三菱レイヨンを子会社化するなど大胆なM&A(企業の合併・買収)を進めた小林氏の“後継者”だけに重圧もある。グループの相乗効果発揮に向け、「(事業会社間で)腹を割って話せるかがポイントだ。あとは努力で補う」と堅実に信頼を得ていく姿勢で臨む。

 小林氏も「自分にないものを持っている。バランスが取れている」と評価する。24年からは三菱レイヨン社長として、事業会社間の協業を進める「ミッションコーディネーター」も務めてきた。

 家族は妻と長女に、2人の息子。趣味のゴルフは夫婦でコースに出ることもあるという。「物事には必ず解があり、しぶとくそれを求めていく」との信条を掲げ、グループの事業再編など難題に立ち向かう。(会田聡)

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