「歩きスマホ」で7割近い人が危ない目に 男性より女性、シニアより若者で常態化 業界団体調査

2015.1.23 17:26

 通信業界団体の電気通信事業者協会(TCA)が23日まとめた「歩きスマホ」の実態調査によると、いわゆる「歩きスマホ」をしたことがある人は44.8%と半数近くに上ることが分かった。歩きスマホ中にぶつかりそうになったのは33.7%で、実際にぶつかった経験があるのは4.5%だった。

 ぶつかった場所は通路やホーム、階段など駅関連施設が76.9%と最も多かった。

 歩きスマホによる事故が社会問題化しており、TCAも啓発キャンペーンを実施している。しかし、回答者の85.5%が「増えている」と認識しており、実効はあまり上がっていないようだ。

 歩きスマホ経験者は「日常的」が10%で、年代別では10代が20%と最多。女性が13.3%と男性の6.7%の2倍だった。「時々」を含めた歩きスマホの習慣化は10~20代の6割に上り、逆に「まったくやっていない」のは50代が26%、60代が37%とシニア層のマナー意識の高さを浮き彫りにした。

 歩きスマホ中の人に「ぶつかられた経験」は12.2%と、自分がぶつかった経験より3倍も多かった。「ぶつかられそうになった」のを含めると、68.3%で、7割近い人が危険な目に遭っている。

 調査は昨年12月11~14日に東京23区と名古屋、大阪、福岡、札幌の各市で15~69歳のスマホ所有者を対象に実施。600人の回答を集計した。

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