NTT東西地域会社が企業向けに2月から提供する光サービス卸売りの販売報奨金が22日、分かった。年度末の需要期限定で提供するのは、新規契約者1回線当たり1万円。また、長期契約者には3年間にわたり年3600円を支払う。いずれも卸売りを利用してサービスを提供する企業に支払うもので、企業が契約者向け割引キャンペーンなどの原資に活用する。
NTT東西は22日、2月1日から光サービス卸売りのサービスを開始するとホームページに掲載。利用者の新規契約や転用(NTT東西から新規提供企業への契約振り替え)の委託業務を実施する。NTT東西と契約した企業は、卸売りを利用した自社ブランドサービスの提供が可能になる。インターネット接続事業者(ISP)数社が2月初旬からサービスを開始する見通しで、NTTドコモも予約の受け付けを始める。