日本マイクロソフト(MS)は24日、教育機関向けクラウドサービス「オフィス 365 エデュケーション」の国内利用者が220万人を超えたと発表した。同サービスは電子メールや文書・表作成などをインターネット経由で利用できる。同社は、さらに学生のオフィス利用を促進するため、24日から新サービスの提供を開始した。
日本MSが提供するオフィス 365 エデュケーションは「スチューデント アドバンテージ」と呼ばれる特典がある。この特典は、同社と教育機関が包括契約を結び、さらに教職員全員がオフィスのライセンスを保有していれば、その学校の学生は追加費用なく、最新のオフィスを利用できる。
これまでは、学校のIT管理者がアカウントを作成するなど複数の手続きが必要だった。この手続きを簡略化するため、学生が専用ウェブサイトに接続し、学内メールアドレスを入力するだけで利用できる「セルフ サインアップ」と呼ばれるサービスを始めた。これにより、学生はパソコンやスマートフォン、タブレット端末などで最新オフィスを無料で利用できる。