「ザクとうふ」丸3年で420万個販売 豆腐業界をリードする相模屋食料 (1/6ページ)

2015.3.12 08:00

2012年3月に発売された「ザクとうふ」。当時は大きな話題になった

2012年3月に発売された「ザクとうふ」。当時は大きな話題になった【拡大】

  • 流れてきた豆腐をセンサーが感知し、次々容器をかぶせていく機械=前橋市鳥取町の相模屋食料第三工場
  • 鳥越淳司社長

 【群馬発 元気印】相模屋食料 豆腐業界最大手、アイデア商品で飛躍

 「ザクとうふ」というユニークな豆腐があるのをご存じだろうか。アニメ「機動戦士ガンダム」に登場する人型兵器「ザク」の形状を模した枝豆風味の商品だ。2012年3月の発売以降、シリーズ累計420万個売れる人気ぶりとなっている。

 そんなザクとうふを手がけたのが前橋市鳥取町に本社がある「相模屋食料」だ。03年度に年商28億円だった同社は、その後10年で157億円にまで成長。今や豆腐業界のリーディングカンパニーとなっている。

 ガンダムとコラボ

 同社が創業したのは戦後まもない1951年。前橋市内の小さな豆腐店「相模屋豆腐店」がスタートだ。名前の由来は創業者の恩人が神奈川に住んでいたこと。その後少しずつではあるが確実に成長を遂げてきた。

 そんな相模屋食料を一気に成長軌道に乗せたのが鳥越淳司社長。鳥越社長は先代の江原寛一社長(当時)の三女と結婚したことを機に、2002年に雪印乳業から転職。07年から社長を務めている。

さまざまなヒット商品を生み出しているが、そのほとんどは鳥越社長のアイデアだ

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