「世界のソニー」期待を背負う宿命 ウォークマン、アイボ…革新力失った10年 (1/4ページ)

2015.6.27 06:24

画期的と評価されたソニー商品

画期的と評価されたソニー商品【拡大】

【革新 ソニーの“苦闘”】(下)

 部門間連携、新規事業創出を強化

 「この子を一緒に、施設に連れて行きたいんです」。2013年、電子機器修理の「ア・ファン」(千葉県習志野市)に、年配の女性からソニーのイヌ型ロボット「AIBO(アイボ)」の修理依頼がきた。

 1999年に発売され、家庭向けロボットの先駆けとなったアイボの修理は、ソニーOBらでつくる同社にとっても初めてだけに、社長の乗松伸幸(60)には自信はなかったが、「やってみよう。道は必ずある」と引き受けた。

 ソニー時代のつてをたどって情報を集め、数カ月かかって何とか修理に成功。それが口コミなどで広がり、同社には全国からアイボの修理依頼が舞い込む。これまで200体近くを修理したが、まだ260体余りが修理待ちの状況だ。

 お金の話ばかり

 アイボの販売をソニーは既にやめ、修理も受け付けていない。「所有者が特別な愛着を抱く商品。修理会社に委託するなど方法はあったはず」。ソニーの対応に乗松は首をかしげる。

「社内が、売り上げなどお金の話ばかりになってきた」

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