ソフトバンク、孫氏とアローラ氏が対談 「ロボットは社会を幸せにする」 (1/2ページ)

2015.10.23 06:35

対談するソフトバンクグループの孫正義社長(右)とニケシュ・アローラ副社長=22日、東京都中央区

対談するソフトバンクグループの孫正義社長(右)とニケシュ・アローラ副社長=22日、東京都中央区【拡大】

 ソフトバンクグループの孫正義社長と、後継者に指名されたニケシュ・アローラ副社長が22日、東京都内で対談した。孫社長はアローラ副社長の次の後継者の条件について、強い起業家精神などを挙げた上、インターネット関連企業に数十億ドルを投資する考えを示した。

 対談は、孫社長が後継者育成のために立ち上げた学校「ソフトバンクアカデミア」で開催。アローラ副社長の次の後継者の条件として、孫社長は「強い起業家精神を持っていて、大きなハートを持っていることも大事。自発的に難しい選択をする人であってほしい」などと述べた。また、基礎的な知識として、アローラ副社長が金融関係の仕事をしていたことを引き合いに出し、「テクノロジーと金融は絶対に必要なスキルだ」と述べた。

 孫社長は冒頭のプレゼンテーションで、「30年後にはコンピューターが人間のIQの1万倍の性能を持つようになる。人間の頭脳を超えたロボットは人間の社会を幸せにしてくれるだろう」と述べ、ロボットビジネスの可能性に触れた。

「メディカル業界は大きな、劇的な発展を迎えるだろうと思います」

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