■データ通信1ギガバイトまでの低料金プラン導入
携帯電話大手3社は、データ通信が1ギガ(ギガは10億)バイトまで利用できる月額5000円以下の音声通話料金プランなど、現行より割安な料金プランを4月以降に導入する。ソフトバンクが7日、月額4900円で1ギガバイトまでのデータ通信と音声通話の料金プランを発表。NTTドコモは家族向け料金プランにデータ通信量の少ないプランを新設するほか、KDDIも割安な料金プランを新設し、4月から今夏にかけて導入する見通しだ。
携帯3社がデータ通信をあまり使わないライトユーザー向け料金プランを導入するのは、総務省が昨年12月に携帯料金引き下げや販売奨励金の適正化を要請したため。
現行の3社の料金プランでは、データ通信容量が2ギガバイトまでで定額音声通話が利用できる料金プランが月額6500円で横並び。同省は「月額5000円以下でデータ使用量が1ギガバイト以下の利用者向け料金」を想定しており、ドコモとKDDIも1月中に発表する予定だ。