日立、台湾の鉄道1092億円で受注 伊アンサルドと初の共同

2016.6.22 05:00

 日立製作所など3社によるコンソーシアム(企業連合体)が21日、台湾・新北市で計画する三鶯線鉄道建設プロジェクトを受注したと発表した。受注額は1092億円。

 今回のプロジェクトは、台北メトロ土城線頂埔駅から鶯歌方面の約14.29キロで、12駅、車両基地1カ所の建設を計画している。2016年後半から23年まで建設を行う予定だ。

 日立が車両58両の設計・製造を行い、イタリアのグループ会社アンサルドSTSがコンソーシアムをとりまとめ、鉄道システム全体を手がける。台湾の大手建設会社、栄工工程股●有限公司が土木・建設工事を担当する。

 今回の受注は、日立グループとなったアンサルドSTSとの初めての共同受注となる。車両に加え、変電・通信設備、ホームドアなど鉄道システム一式を設計から建設まで一括で行える点が評価された。

●=にんべんに分

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