
スターバックスコーヒージャパンの最高経営責任者に就任した水口貴文氏(中)=14日、東京都中央区【拡大】
スターバックスコーヒージャパン(東京都品川区)の水口貴文最高経営責任者(CEO)が14日都内で会見し、店舗数を2020年までに、3月末比で約3割増に当たる1500店に増やす方針を示した。都心部では「新業態も検討する」(水口氏)とし、店舗の多様性も図る。ライバルのコメダホールディングス(HD)が株式上場で攻勢をかけるなど、ドトールコーヒーも交えたコーヒーチェーン大手3社の競争が激化するなか、スタバは着実な出店で事業基盤を強化する狙いだ。
スタバの国内店舗は3月末で1178。3月には東京・丸の内でアルコールも提供する新型店を出店したばかりだが、水口氏は「時代に合わせた多様性が必要だ」とし、都心部で新業態の出店を検討する。
新業態の詳細については明らかにしなかった。都心部では自社の店舗が密集している地域もあるため、新業態で店舗を差別化し自社競合を避ける狙いもあるとみられる。郊外と都心部の新規出店の割合は「半々」(水口氏)とした。
同社は15年3月に米スターバックスの子会社となった。水口氏はその利点として「米国の商品を日本市場に自由に投入でき、成長の原動力になる」と強調した。