産学官連携に注力、開放特許の活用で中小企業支援 (2/2ページ)

2017.3.6 05:00


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 --さいしんコラボに生まれ変わった効果は

 「現在の会員数は約560。以前は取引先ばかりだったが、今では融資実績がなくても『大学などとコラボレーションできる』といって、さいしんコラボの会員になった企業と取引が始まるケースもある。支店長も気づき、コラボ会員の悩みを聞いて課題解決に貢献して融資につなげるという支店も出てきた」

 --開放特許の活用は

 「さいしんコラボは特許庁委託事業『地方創生のための事業プロデューサー派遣事業』のプロデューサー派遣先機関に採択された。派遣されたのは、埼玉県創業・ベンチャー支援センター元所長の鈴木康之氏。中小企業が開放特許を活用して新商品を開発し、自治体など支援機関が事業化をサポートする『埼玉モデル』を確立した経歴の持ち主。開放特許を活用し、商品化に向けて試験中のものもあり、感触はいい。ただ商品を完成させるまでは時間も掛かり、簡単なことではない」

 --6月7日に「さいしんビジネスフェア2017」を開催する

 「2年前に初めて単独開催したビジネスマッチングイベントで、今回が2回目。前回は1万5000人が来場し、商談件数は約1600、出展者満足度は91.5%と高い評価を得た。特に出展企業の社長がブースを離れるとき、支店長が代わりに対応できるようにしたのが大変喜ばれた。今回は約250社が出展する。次の融資につながるビジネスチャンスととらえている」

 --地域金融機関が勝ち残るために必要なことは

 「われわれが大事にしたいのはよろず相談。何かあったときに真っ先に相談される金融機関にならないと衰退しかないと思っている。取り組んできたリレーションシップバンキングや地域密着型金融の実践で地域貢献していく」

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【プロフィル】橋本義昭

 はしもと・よしあき 明治大法学部卒。1976年埼玉縣信用金庫入庫。2006年理事、常務理事、専務理事を経て、15年6月から理事長。63歳。埼玉県出身。

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【金庫概要】埼玉縣信用金庫

 ▽本店=埼玉県熊谷市久下4-141

 ▽預金積金=2兆5890億円

 ▽貸出金=1兆5189億円

 ▽設立=1948年2月1日

 ▽常勤役職員数=1794人

 ▽営業地域=埼玉県全域と東京都・千葉県・茨城県・群馬県の一部

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