東芝、韓国電に支援打診 米原発、近く破産法申請

 経営再建中の東芝は、米原発子会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)による米連邦破産法11条の申請に備え、技術協力関係にある韓国電力に支援を打診していることが27日、分かった。米電力会社など債権者への説明会を開いて理解を求めた上で、近く申請する見通し。米原発の損失が際限なく拡大するのを防ぎ、再建を着実に進める狙いだ。

 東芝は原発輸出を視野に2006年にWHを買収したが、失敗に終わった格好だ。国策として推進した原発の振興策は根本的な見直しを迫られることになりそうだ。

 東芝は近く取締役会を開き、WHの破産法申請を承認する。韓国の次期大統領選で有力候補の最大野党「共に民主党」の文在寅前党代表は原発推進政策を転換する姿勢を見せており、調整が難航する可能性もある。