全日空は荷物の搬出入、吉野家は食器洗浄を時短 ロボットが労働環境改善に貢献 (2/3ページ)

サイバーダインのロボットスーツ「HAL作業支援用」を着用して作業する全日本空輸の従業員=千葉県成田市
サイバーダインのロボットスーツ「HAL作業支援用」を着用して作業する全日本空輸の従業員=千葉県成田市【拡大】

 1日からは、作業用ロボットの台数を2台から25台へと大幅に増やした。これまでの手荷物の取り扱いに加え、航空機部品の運搬などにも利用範

囲を広げ、来年3月末まで、負担低減や生産性向上について検証していく。

 ANA成田エアポートサービスの高橋信之オペレーション企画課マネジャーは「実証実験後は本格導入し、体への負担を軽くして働きやすい職場づくりに役立てたい」と話している。

 食器洗いの時間短縮

 一方、牛丼大手の吉野家も店舗内の食器洗い場に、ライフロボティクス(東京都江東区)製の協働ロボット「CORO(コロ)」を導入した。1日当たり約2時間20分を要していた洗浄作業時間は、約1時間50分に短縮した。

 従業員が流し台にある回転ブラシで食器を軽く洗った後、食器をコンベヤーに伏せておく。コンベヤー上に載せられた食器は洗浄機で汚れを流され、コロが洗浄機から出された食器を選別して種類ごとに重ねていく仕組みだ。

従業員への肉体的負担が大きい食器の収納作業