全日空は荷物の搬出入、吉野家は食器洗浄を時短 ロボットが労働環境改善に貢献 (3/3ページ)

サイバーダインのロボットスーツ「HAL作業支援用」を着用して作業する全日本空輸の従業員=千葉県成田市
サイバーダインのロボットスーツ「HAL作業支援用」を着用して作業する全日本空輸の従業員=千葉県成田市【拡大】

 吉野家では1店舗平均で1日当たり約1300個の食器を洗うが、洗浄後の食器の収納作業では「従業員への腰や肩への負担が大きいうえ、食器の破損による指のけがや手荒れなども課題になっている」(広報担当者)という。

 同社は導入に当たり、複数の機種を検討していたが、狭い場所でも簡単に置けることが決め手となり、コロを選んだ。

 同社では「利用客から直接は見えない厨房(ちゅうぼう)などの部分で機械化を進める」考えで、最終的には1日当たりの食器洗浄の時間を30分程度にまで短くし、従業員の負担感を大幅に軽減する方針だ。

 強まる人手不足に加え政府の働き方改革を契機に、ロボットベンチャーの活躍の場は今後も広がるとみられる。