
国際ウッドフェア2017の開幕式=24日、長野市のビッグハット【拡大】
林業関連として初の総合展示会「国際ウッドフェア2017」(主催・フジサンケイビジネスアイ、特別協力・長野県、オーストリア大使館商務部)が24日、長野市内の多目的施設「ビッグハット」で開幕した。入場は無料。26日まで。
開会式で、林野庁の三浦正充林政部長は「林業の成長産業化を進めているが、低コスト化などに向けた最新の機器や技術、取り組みを紹介するこうした機会が成長を促す」とあいさつ。フジサンケイビジネスアイの遠藤一夫社長は「林業に関する先進技術と最新情報を提供する。今後も継続して開催したい」と述べた。
会場には、森林管理や木材の生産・加工にかかわる機器、サービスなどを提供する国内外の93企業・団体が最新の製品などを展示。森林管理などへの活用が期待されるドローンのほか、屋外ではバイオマス発電などに利用される木質チップ加工装置なども見られた。
各種実演なども行われる。主催者は1万人の来場を目指すとしている。